カテゴリ:稽留流産( 6 )

49日…

あれから、49日…。

仏壇はないので、ちょっとした仏壇スペースを作り、
毎日、ミルクを作り、お花を供え、
一日に何本も甘い香りのするお菓子のお線香をあげる毎日を過ごしました。

あんなに辛い想いをしたのに、
時間がたつにつれ、今まで通り、いつしか笑って過ごせるようになっていました。

ただ、この49日の間、
出産して10日くらいたった後に、
母乳が出始めたことも切なく辛かったり、
吸ってもらえないから、乳腺炎になりかけたっぽくて、痛みが出たり…。

出産扱いになる手術だったので、そもそも病院代は、健康保険で賄えるのですが、
医療保険から、入院給付金・手術給付金もおり、
そうした給付金はありがたいはずなのに、
なんだか、また切なく辛くなり涙したり…。

お腹の大きなお母さんや、小さな赤ちゃんを見ても、なんら動揺しませんでしたが、
3月が予定日だったので、
3月予定日のお母さんと話した時は、
今頃、これくらいのお腹だったんだな~とか、
胎動もあって、嬉しい時期だったんだな~とか、
性別がどっちかわかる時期だったんだな~とかを思うと、
ちょっと動揺したりもしました…。

放送中のドラマ、コウノドリを見ていると、
出産は、本当に奇跡なんだな~と思い、
毎週金曜の夜に涙するようになりました…。

無事に出産できるということは、
それだけで、奇跡なのかもしれません…。

そんな奇跡が、どうかたくさん起きますように…。

49日は終わったけれど、
今まで通り、いつも近くで感じていたいと思います…。


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by dosanko-mama | 2015-11-06 00:09 | 稽留流産 | Comments(2)

火葬と供養

今までの子供写真ブログ、つなぐユメは、少しお休みし、
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万が一、ここにたどり着いた人に、何かを伝えることができたらと思い、
たった数日で味わう、出来事を書き記そうと思います。





お別れの時…
守ってあげられなくて、ごめんね…と、何度も何度も謝りました…。

骨も灰も残らないと思う…
そう、病院では言われていましたが、
新しい火葬場は高温だから、何も残らない…とか、
古い火葬場の方がよい…とか、
WEBを通して、いろいろと見させていただいていたので、
灰でもなんでもいいので、何か残るようにとお願いしました。

ものすごく、気を使って焼いてくれたらしく、
(担当してくれた方が、夫に言っていた…)
肋骨がしっかりわかるくらい、骨が残ってくれて、収骨することができました。

連れて帰れる…
ずっと一緒にいられる…
そう思うと、少しだけ、救われた気がしました…。

火葬の日は、イモウトの誕生日…。
(アネとイモウトは、誕生日が一日違い…)

お彼岸だったので、お墓参りをし、
最後の力を振り絞って、(この時すでに30時間以上寝ていない…)
ケーキとお線香を買いに出かけました。


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そこで見つけた、お線香!!
甘い香りに包まれて、
毎日、家族みんなで、一日に何度もお線香をあげています。

後々、水子供養をする…とか、
お墓に入れる…とか、
色々な考えがあるそうですが、
しばらくは、一緒にいたいと話し合いました。

翌日には、仏具を見に行ったりもしました。
数万円する仏具セット…ですが、
仏具屋さんから話を聞くと、
かわいいガラス素材のものなど、燃えなければ、なんでもいいそうです。
雑貨屋さんや、ガラス屋さんで、かわいく気に入ったものを、
選んで使って、全然いいですよと、教えてくれました。

供養や、仏具に関して、
気持ちの問題で、ある程度、自由なんだそうです。

専門の方にそう教えていただいたので、
小樽などで、気に入ったものを選ぼうと思いました。




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by dosanko-mama | 2015-09-27 21:55 | 稽留流産 | Comments(0)

退院後

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夜中に目覚めて、寝つけなかった入院中。

残された短い時間、
同じような思いをされた方のブログを見させていただいたりして、
何かできることはないか、参考にさせていただいたりして、いろいろ考えました。

退院日が友引だったこともあり、
我が子を連れて、一日家で過ごせる時間がありました。

帰宅して、すぐに、お布団を作りました。
お布団と言っても、白い布に、かわいいケミカルレースをつけただけですが、
病院用の綿(?)とガーゼで作られ、血液がついたお布団を見て、
なんとなく、キレイにして、見送ってあげたいと思ったのです。

そこに、夫が用意していたガーベラを入れ、
お布団の下に、保冷剤を入れ、1時間おきにかえました。

両親たちが帰り、横になるように言われましたが、
安静にしなくては…と思いつつも、今日だけは…と、
自分の体にムチをうって、
夫に留守を任せ、買い物へ出かけました。

シルバニアファミリーの洋服を、赤ちゃんに入れてあげたかったのです。
サイズはピッタリでも、もちろん、着させてあげることはできません。
でも、お布団の上に、おいて、持って行ってほしいと思ったのです。

買い物中、7cmほどの(正確には7,5cm)のクマのぬいぐるみのキーホルダーを見つけました。
この子の重さを忘れないように…中身も20gピッタリにしよう…と、購入。
帰ってからはかると、実際には6g足りなかったので、綿をたして、20gピッタリにしました。

買い物に出た理由はもう一つ…小瓶を用意したかったのです。

病院でも、骨は残らないと思うと言われていましたが、
灰でもなんでも、万が一残ったら、連れて帰れる…
そう思って、小さな小さな小瓶を探しに行ったのです。

こんな買い物は、おそらく夫にはできません…。

3人の子供たちが、うるさく、にぎやかに過ごしていたおかげで、
家に帰ってからは、自分を取り乱して泣くことはありませんでした。

子供たちが寝てしまった後、夫と二人、いろいろな話をして、
お線香をあげ続けました。

こんなに夫と話をしたのは、ものすごく久しぶりでした。

何もしてあげられない…
今できるのは、お線香をあげ続けることだけだと、
手術&退院当日に、徹夜をするという、安静のあの字もない行動をとることを選びました…。

色々なところへ連れて行ってあげたかった…
たくさんたくさん、写真を撮ってあげたかった…

そんなことを、夫と話したりしていました。

いつしか買ってあった、カメラ柄の折り紙の存在を思い出し、
夜中の3時から、鶴を折り始めました。

撮ってあげられない代わりに、せめて、
カメラ柄の鶴を一緒に連れて行ってもらおうと、
昼近くまで、折りつづけました…。


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赤ちゃんの写真を撮ることは、気が引けていましたが、
折り紙を折りながら、
たった、一枚だけ、写真を残そうと思いました。

誰も見ることのない、私たち家族だけの特別な一枚にしよう…

赤ちゃんが無事に生まれたら、たくさん、撮るはずだった、
まだ、全然活躍の場がない、5Dsで、
本当に、たった一枚だけ、撮影しました。

そして、棺という箱に入ったままだけれど、
この6人、最初で最後の家族写真を撮り、
すぐにプリントして、家族写真も一緒に連れて行ってもらいました。

いつも騒がしく、うるさく、ゲラゲラ笑っている…
そんなにぎやかな家族のままの写真を残したくて、
みんなはいつも通り…
私は思い切り泣きながら、精いっぱい笑って写りました。
私だけ、徹夜明けで、泣き腫らした目で、ひどい顔をしていたけれど、
我が家らしい、家族写真でした。

写真を撮り始めて、7年。
今まで、ただの一度も、
夫は、私の撮った写真を褒めたことがありませんでした。
いいねも、すごいねも、おめでとうも、ただの一度も言われたことがなかったのに、
この家族写真を見て、はじめて、
夫に、「いい写真だね」と言われ、また、涙しました…。

つづく。




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by dosanko-mama | 2015-09-25 01:58 | 稽留流産 | Comments(0)

入院1日目

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入院当日、ものすごい快晴で、美しい青が広がっていて、
その青さが、余計に悲しく感じました…。


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午前中、用事があったので、
朝一、病院へ行き、一度戻ってから、午後、入院へ…。

朝一の病院で、奇跡は起きているわけもなく、
入院までの3日で、少しだけ小さくなっていました…。

流産と言われた日、動転したこともあって、
陣痛を起こして…以外の言葉は、何も耳に入っていなくて、
何をするのかわからないまま、病院へ行ったので、
想像以上に、こわく感じました…。

何ミリかわかりませんが、5本のラミナリアを挿入され、
歯を食いしばりながら、痛みに耐えました…。

すぐに、痛み止めをもらい、なんとか無事だったので、
自力で帰宅…。

病院に戻った午後も同じ処置をすると言われ、
やだな~と思いながら、しぶしぶ2度目のラミナリア…。

全然、同じじゃない!!!!!

朝より、数ミリ細いラミナリアを11本(?)入れられ、
あまりの痛さに、意識が飛ぶかと思いました…。

陣痛に堪え、3度出産しているにも関わらず、
このラミナリアの処置が、生涯一番痛かったような気がします…。

なぜ、こんなに痛いことを、麻酔なしで…???
というくらい、辛く痛い時間でした…。

その後、風船みたいなものも入れられ、
入院初日の処置は終了…。

しばらく、痛みが続き、また、痛み止めを処方してもらいました…。

助産師さんから、翌日の出産への流れなどを説明された後は、
●出産に立ちあうか
●赤ちゃんに会うか
●葬儀会社にお願いするか、自分で火葬するか
●12週以降のため、出産となり、出産一時金が出るので、直接払いにするかどうか…

など、決めてくださいとの話がありました。

この時、2度目のラミナリアの痛みで、つらいのと、
色々なことに、頭がまわらないのと…で、
考えますと言って、夫と相談して決めることに…。

夫は、赤ちゃんにも会いたいし、自分で火葬してあげたいと言い、
夫の意思を尊重することにしました。

でも、極力、一人でいたかったので、
手続きがある関係上、夫には最低限いてもらうだけにして、
両親や義両親のお見舞いは、丁重にお断りしました…。

この子がお腹にいる最後の夜…
湯たんぽでお腹を温め、お腹をなでました。

気を利かせてくれて、軽い眠剤を処方してくれたので、
いつしか眠りについていました…。

つづく



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by dosanko-mama | 2015-09-22 17:47 | 稽留流産 | Comments(1)

流産と言われてから入院まで…

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病院で、「心拍が確認できないのはたまたまですか?」
と尋ねると、「それはもうないわ…流産は間違いないね…」と言われ、診察室を出てから、
頭の中は真っ白…。

結婚記念日…夫は、人気のイタリアンを予約してくれていました。

本当ならば、結婚記念日に、イタリアンのコースなんて、
スキップしたくなるくらい、ウキウキで、
美味しいご飯に舌鼓するはずでしたが、
瞳を閉じれば、まったく動かない…心臓が見えないエコー画像が目に浮かぶのです…。

前回の健診では、手足をばたつかせるように、踊るように動き、
指を吸って、「元気だね~~」と言ってもらえて、
エコー画像を見ながら、純粋に、かわいいな~~と思っていたのに…。

若干の自暴自棄…、
今何を飲んだって、どうにもならない…
私はワインを注文しました…。

ただ、何も考えたくない、そんな一心のような気持ちでしたが、
こんな時に限って、全然酔わない!!!

信じられないのと、悲しいのと…いろんな気持ちがごちゃ混ぜになって食べたご飯は、
これまた美味しくて、いろんな感情があふれて、涙ながらに食べました…。


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入院まで数日あり、
夫は「寝てな…」とか、「大丈夫か?」とか、
いろいろ気遣ってくれましたが、
今更、安静にしたって、もう遅い…
もっと早く病院に行ったり、安静にしたりすればよかったと、
自分を責めはじめるほか、ありませんでした…。

自分を責めないで…という言葉をたくさん見たり聞いたりしても、
責めずにはいられず、
どうしようもない気持ちが、やりきれなくて、夫に八つ当たりすることもありました…。

今思えば、
気遣ってくれた夫に八つ当たりするなんて、本当に申し訳なかったです…。

飲んだワインにも、自己嫌悪…。
入院前、心拍再開とか、復活とか、
いろいろ調べましたが、4ヶ月で稽留流産と言われた方で、
そんな事例はありませんでした…。

まだお腹の中にいる…
まだつながっている…
心のどこかで、奇跡を思い、
神社へ神頼みに行きました…。

つづく。



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by dosanko-mama | 2015-09-21 21:33 | 稽留流産 | Comments(0)

残念なご報告

たくさんの方に、お祝いと励ましと、ご心配をいただきました第四子…。

13週3日…
7cm、20gという、
小さな小さな、とても小さな第四子が、
天国へと旅立ちました…。


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この夏、撮ってもらったこの家族写真は、6つの命があった、唯一の一枚です。




かれこれ、3年ちょっと…
子供写真ブログを続けていた、つなぐユメですが、
少しの間、今までとは違う日記を書こうと思います。

それは、流産と言われ、何も知らなかった流産についてのあれこれを、いろいろ検索した時に、
はじめて知る、辛く悲しい出来事をはじめ、
できれば経験したくないような出来事や、
やっておけばよかったこと、金銭的なこと、たいへんなことを、
WEB上で教えていただいたからです。

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たった数日で味わう、出来事を書き記そうと思います。





本当ならば、今日から初めての秋キャンプへ行こうとしていた我が家。

車で、片道5時間くらいの場所へ行こうとしていたから、
お腹の中で、元気に育っているわが子を確認して、
先生からお墨付きを頂いて、準備に入ろうと思っていました…。

健診に行くと、心拍停止しているわが子を目の当たりにしました…。

本来、一番安静にしていなくてはいけないであろう
妊娠3か月前に、東京へ行き、猛暑の中歩き回り、
帰ってから、すぐに、海キャンプではしゃぎまわり、
それでも、健診で、元気に育っていた子だったから、
生まれてきたいんだな~、強い子だな~って思ってました。

イモウトの時も、妊娠3ヶ月の頃、引っ越ししたり、長距離移動したり、
その後も順調で、超アクティブ妊婦生活を送っていたので、
今回も同じように、妊婦生活になんの不安も抱いていませんでした…。

健診から、2~3日前で、成長が止まっていた…、
つい先日まで、元気に育っていたけど、流産だね…そう、先生に告げられた時は、
信じられなくて、涙1つ流れませんでした…。

通常、ここで、いろいろ説明をうけるはずだったようですが、
私が動転していたこともあり、
あとでゆっくり話を聞いて…と言われ、診察室を出ました。

健診に行った日は、結婚記念日…。
休みを取っていた夫と一緒に病院へ行っていましたが、
診察が終わってから、夫の待つロビーへは行けませんでした…。

受付で名前を呼ばれ、手術同意書をもらい、会計を済ませ、
夫に「どうしたの?」「なしたの?」と質問攻めにあい、
私は、「ゴメン…」しか言えず、
病院から出た後、せき止めていたはずの涙が、滝みたいにあふれ出しました…。

つづく…。



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by dosanko-mama | 2015-09-19 21:02 | 稽留流産 | Comments(4)